大量インプットの後は「寝かせて」みると理解が深まる

この6月から業務の担当が変わることになり、前任者から引継を受けています。マニュアルはページにして30ページ強。それを正味1営業日分の時間で徹底的に叩き込みます。まったく知識ゼロという内容ばかりではないのですが、インプットの量は膨大、スピードもトップノッチです。

しかしながら、これだけの量の情報は、取り入れた直後はすぐには使えません。最初は字面を追うのが精一杯で、意味を「きちんと理解できた」という実感もないでしょう。

ところが、一定時間「寝かせて」みると、「あ、そういうことか!」といっきに理解できる、という体験が私たちには、よく起こります。

これには脳の機能が関係しています。たとえば、『単純な脳、複雑な「私」(池谷 裕二著 講談社ブルーバックス)』によると、<睡眠は脳や体をクールダウンするための休息時間では決してなくて、もっと積極的に情報の整理や保管を行うための活動的な「行為」である>(P.82)ということが言われています。文字どおり「寝かせて」おくのが、理解度を高めるのに有効な方法だということです。

大量の新規情報に触れて、その場で理解できなかったとしても、むしろそれは自然なこと。あせることはありません。その後、きちんと「寝かせて」から再度向き合ってみると、インプット時とは比較にならないほど理解が増していることに気づくと思います。

今日の「なるほど!ポイント」:

取り入れた情報は「寝かせる」ことで熟成され、理解度が増す。

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